三重産木材を使った「地産地消」の家づくりのプロ
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三重県産無垢材+エアパス工法で「心の安全」な家づくり(2/3)
粘り強く香りが良い熊野の木を、構造・建具にも使用
壁の中を空気が行き交う「エアパス工法」。そんな呼吸する家を支えるのに、自然素材の木材は切っても切り離せない存在です。石田さんの会社、アート・宙は、三重県熊野市にある製材業者「野地木材」と協力し合うことで、床や壁はもちろん、柱や建具まで地元産の木材を利用することが実現しました。
「熊野は日本有数の多雨地帯です。過酷な環境下で育った木は、粘り強さを備えているのが自慢です。また色や香りも良いとされ、全国の業者が三重に木材を買いに訪れています。そんな三重の木をふんだんに利用できるというのは、三重に会社を持つ私たちならではの喜びですね」
石田さんの家づくりに対する思いに共感した「野地木材」が木材の切り出し・加工を行っています。三重県が品質・規格の確かな木材のみに付ける「三重の木認証業者」による木材です。そんな木を1本丸ごと切り出し、芯の部分は柱や梁などの構造材として使い、それ以外の部分は床材や建具として使います。こうする事で、良心的な価格で供給できる上、内装の仕上げに使う木材の色調が揃うのが魅力です。
「しかし木は生き物。加工技術次第で、木は反ったり割れたりします。それを防ぐのが職人の確かな技術です」
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