コラム

 公開日: 2013-10-23 

単位

ご存知の方もみえるかとは思いますが、建築の業界ではmm単位で寸法を表記します。

一般の方はcm単位で考える方が多いので、同じ1mでもプロは「1000」と言いますしお客様は「100」とおっしゃることが多いです。

これって危険なんですよね・・・お客様の想いとプロの考えが大きくずれるときなんです。

特にお客様から「10動かしてもらえますか?」と聞かれると、プロは10mmと思いこみ「たったそれだけ?ならお安い御用」となってしまい1cm動かす・・・お客様は10cm動かしてほしいのに・・・ってなるわけです。

僕も仕事を覚えたての頃「mm」の単位になれるまで時間がかかりました。

なぜ「mm」なのか?

僕はプロなりの誤差を減らす工夫と考えています。

例えば「12.3cm」といわれるより「123mm」といわれる方が目盛を読むのにスムーズに読めませんか?

小数点で数字を話していると聞き取りづらいし誤差や数字の読み間違いが増えると思います。

それを減らす工夫が「mm」単位なのではないでしょうか?

それともう一つ・・・

昔は尺貫法で寸法を取っていました。これによる影響も少なくはないと思います。

今でも和室は6畳間とか家の建築価格は坪○○万といった具合で尺貫法は利用されていますが、現場で尺からメートル法に変化していく際に1尺は303mmであることからこの寸法誤差をなくす意味もあったのではないでしょうか?

ちなみに・・・僕がこの業界で仕事をし始めたころは両方の単位を使う人が混在していて、スケールの目盛は両方表記されているものを使っていましたが、尺貫法の場合最低単位が1分になるため誤差が3mm出てしまうこともありました・・・。

建築のプロにとって常識である「mm」・・・打ち合わせ等の時は単位に注意してお話されるとスムーズに進んでいくかもしれませんね。

それ以前にプロ側としてはお客様が「cm」でお話しされているのか「mm」でお話しされているのかを見極める眼力が必要になりますね。

お客様の目線に合わせられることも大切なプロのファクターだと僕は思います。

この記事を書いたプロ

有限会社松林工業 [ホームページ]

一級建築士 松林秀典

三重県津市垂水1967番地 [地図]
TEL:059-226-1545

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

1

こちらの関連するコラムもお読みください。

<< 前のコラム 次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
業務内容

・施工事業  網戸の張り替えから、戸建住宅、工場等の新築工事まで建物に関することであればどんな些細なことでもご相談ください。    工事の監理につきまし...

価格設定

基本的に建築工事のお見積り・設計プランニング(叩き台となる図面作製)は無料で対応しております。空き家を含めた不動産に関する登記や法律の相談につきましては...

プロへのみんなの声

全ての評価・評判を見る>>

 
このプロの紹介記事
有限会社松林工業 代表の松林秀典さん

技術だけではない,法律知識と人間味・・・多角的視点でお客様へのサービスを提供!(1/3)

 三重県津市南郊エリアの住宅街を走る県道114号沿いに建つ、茶色いレンガ貼りのビルが『有限会社松林工業』です。同社は、一般住宅の新築・リフォーム建築から、工場などの建築工事をはじめ、建築物全般の設計から施工・監理までを幅広く取り扱っていま...

松林秀典プロに相談してみよう!

三重テレビ放送 マイベストプロ

多方面に渡る知識と経験、人情味豊かな建築士

会社名 : 有限会社松林工業
住所 : 三重県津市垂水1967番地 [地図]
TEL : 059-226-1545

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

059-226-1545

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

松林秀典(まつばやしひでのり)

有限会社松林工業

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
このプロへのみんなの声

工夫した工事に感謝しています。

築年数が長いため全体的に建物が痛み限界を感じ、リフォーム...

津市K.T
  • 60代以上/女性 
  • 参考になった数(3

このプロへの声をもっと見る

プロのおすすめコラム
電飾

11月に入り朝夕めっきり冷え込んできましたね。と同時にチラホラと街中で電飾を目にするようになってきました...

[ 建築家の独り言(日記) ]

トラブルを回避する

現場仕事をしているとトラブルはつきものです。予想外のところに想像していない様な配管が埋設されていたり、...

[ 建築家の独り言(日記) ]

新年度に向けて

2月・3月と年度末ということもあってか、大きな案件を抱えていたのですが、すべて無事に終わりホッとしているとこ...

[ 建築家の独り言(日記) ]

見積りの難しさ

建築の見積りに出てくる言葉に「一式」というものがあります。これ、一般の方からすれば凄く不思議な単位だと...

[ 建築家の独り言(日記) ]

伝える技術

資格者にとって大切なスキルの一つに「伝える」ということがあると思います。人にモノを伝えるということは本...

[ 建築家の独り言(日記) ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ