コラム

 公開日: 2014-10-29 

保留

名古屋のことですが、ある建物の解体工事に市長が待ったをかける異例の事態が起こっています。

もちろん、解体工事そのものには市の許可は不要なんですが、それに伴う「道路使用」や近接する「河川使用」に対して市に対する占有許可が必要となるため市長が待ったをかけるという事態に陥っているのです。

建物としては江戸時代もしくは明治時代に建造された歴史的には意味のある建物で、著名人もたびたび立ち寄るような名店だったそうですが、不況の波に押され経営的に厳しく、所有者が今年の3月に閉店しマンションに建て替えを計画したため今年の11月から解体に着工予定だったものが、市長の判断で処分保留という状態になっているのだそうです。

確かに建築に携わる者としてそのような建築物を保存してもらえることは本当に嬉しく思いますが、反面民間の経営状況に対して市が口を突っ込んで解体を中止・保留にしてしまうことに対しては市長として越権ではないのかなと疑問に思います。

トップに立っていると色々な局面で難しい判断を迫られることが多々ありますが、「保留」という形で判断を先送りにすると悪影響になることが多いです。

「保留」にするよりも早い「決断」が必要ではないでしょうか?

どんな局面にも対応できる「決断力」身につけていきたいものですね

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