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コラム

 公開日: 2017-05-12 

最も高額で最も耐久性が高い!フッ素塗料の特徴

フッ素塗料の価格は高く、一般住宅でまだまだ普及していないのが現状です。

ただ、フッ素塗料は、愛着のある住宅や資産価値の高い家屋などの寿命をのばしたい人や塗り替えの回数を減らしたいという人には使って欲しい塗料です。

フッ素塗料はウレタン塗料の2倍の価格となっていますが、耐用年数(耐久年数)については15年~20年もあり、他の塗料に比べ、塗り替え工事の回数を減らすことはできます。

フッ素塗料は親水性、防藻性、防カビ性、防水性にも優れています。

フッ素塗料の一般住宅における普及具合について

フッ素塗料の価格は高く、一般住宅でまだまだ普及していないのが現状です。

フッ素塗料が誕生した当時は、建物の寿命が長いビルなどに使われており、一般住宅には使われませんでした。

日本ペイントのデュフロン4FIIというフッ素塗料は、六本木ヒルズ森タワーに使用されています。
このタワーが完成して10年以上経過しますが、外観はとても美しく、高級感が漂います。

このようにフッ素塗料は建物の寿命が長いビルなどに使われてきました。

一方、シリコン塗料についても、10年程度前までは高価な塗料として扱われ、伝説的な塗料とささやかれていました。
ただ、シリコン塗料については、価格がどんどん下がり、現在ではウレタン塗料並みの価格のものも登場しているので、これから先、フッ素塗料も同様に価格が下がる可能性はあります。

フッ素塗料については、愛着のある住宅や資産価値の高い家屋などの寿命を延ばしたい人や塗り替えの回数を減らしたいという人には使って欲しい塗料ですが、一般的にはシリコン樹脂塗料で十分だと考えられています。

フッ素塗料の特徴について

フッ素塗料についての耐候性(耐久性)をはじめ、親水性、防藻性、防カビ性、防水性といった面から特徴をご紹介します。

耐候性(耐久性)は、塗装した塗料の維持、又は時間が経過しても劣化しないことを示す言葉で、耐用年数(耐久年数)は、塗替えの時期を示す言葉です。

高耐久性塗料とも称されるフッ素塗料は、しっかりと外壁に密着し、長い期間、紫外線や雨風など過酷な環境から家屋を守ることが可能です。

フッ素塗料の耐用年数(耐久年数)については15年~20年もあり、耐用年数が10年程度のウレタン塗料より、かなり長いのが特徴です。


親水性とは、水になじみやすい性質を示します。

フッ素塗料にはこの親水性があるため、鳥の糞や空気中にある汚染物質などの汚れと塗膜の間に水が入り込んで、汚れを流す機能があります。

塗膜に藻やカビが発生すると、緑色に変色して美観を損ねてしまいます。

フッ素塗料の塗膜には、防かび性、防藻性があるため、他の塗料に比べ、藻やカビの発生する心配が少ないです。

ただ、塗膜に藻やカビが絶対発生しない訳ではありません。

商品名に弾性が付けられたフッ素塗料には、ゴムのような特性が特徴としてあります。

この特性により、ヒビ割れなどを防ぎ、日光を浴びて膨張や収縮をする外壁に柔軟に対応し、防水性を向上させます。

フッ素塗料のメリットについて

フッ素塗料の最大のメリットは、他の塗料と比較して、耐用年数(耐久年数)が長いことです。

耐用年数(耐久年数)が長いことで、塗り替え工事の回数を減らすことが可能になります。

塗り替え工事は、塗料の代金をもとより、足場を作る人件費などもかかりますので、回数はできるだけ少ないほうがよいです。

住宅は寿命が尽きるまで、外壁の塗り替え工事を行わなくてはならない場合があります。

例えば、耐用年数15年のシリコン塗料を使った塗り替え工事の1回あたりの費用は、30坪で約88万円とします。

一方、耐用年数20年のフッ素塗料を使った塗り替え工事の1回あたりの費用は、30坪で約112万円とします。

寿命があと40年程度の住宅の場合、シリコン塗料を使った塗り替え工事は3回(88万円×3回=264万円)必要で、フッ素塗料を使った塗り替え工事は2回(112万円×2回=224万円)で済むので、工事の費用の差は40万円となります。

このようなことから、長期的な観点でみれば、フッ素塗料を使ったほうがお得な場合があります。

さらに、塗り替え工事期間中は生活が不便だったり、周辺の住民への配慮も必要だったりしますので回数が少ない程よいです。

フッ素塗料のデメリットについて

フッ素塗料のデメリットとして挙げられるのは高い価格でしょう。

外壁などに使われる塗料には、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料などがあります。

それぞれの塗料につけられている価格の相場は、アクリル塗料は1,000円/㎡から、ウレタン塗料は1,500円/㎡から、シリコン塗料は1,800円/㎡から、フッ素塗料は3,000円/㎡から、となっています。

実に、フッ素樹脂塗料はウレタン樹脂塗料の2倍の価格となっています。

フッ素塗料は耐用年数(耐久年数)が長く、他の塗料を使う場合に比べ塗り替え工事の回数を減らすことはできますが、価格の高さは考慮しなければなりません。

特に中古住宅で、この先、外壁の塗り替え工事の回数が少ない場合は、無理にフッ素樹脂塗料を使わなくてもよいかもしれません。

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