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コラム

 公開日: 2017-09-13 

適材適所で使うべし!ウレタン塗料の特徴

柔らかい塗膜を形成し、密着性に優れるウレタン塗料は種類も多く安価なので、最近では木材や塩ビ製の雨どいなど細部の塗装によく使われます。

耐候性、耐水性、耐薬性にも優れる特徴があり、塗膜の性能を向上させるためには硬化剤の量を増やします。

ウレタン塗料で塗装した外壁などは光沢があり艶やかに仕上がります。また、柔軟な塗膜を形成しますのでヒビ割れしにくいメリットがあります。

ウレタン塗料の耐用年数は6~8年程度なので、平均的な耐用年数が10年程度といわれている他の塗料に比べ、短い耐用年数がデメリットです。

汎用性が高いウレタン塗料の特徴

ウレタン塗料は、柔らかい塗膜を形成するので密着性に優れる特徴があります。また、耐候性、耐水性、耐薬性にも優れる特徴もあります。
ウレタン系樹脂を主な成分とする塗料を総じてウレタン塗料(ウレタン樹脂塗料)と呼んでいます。

機能性、耐久性、価格において優れたバランスがあるため、ウレタン系樹脂は万能塗料と称された時代もありました。このため、ウレタン塗料は、最近まではさまざまな塗装で使われていました。

ただ、シリコン塗料が広く販売されるようになり塗装に使われる機会が減りました。

現在は、下地と上手く組み合わせることで、木材や塩ビ製の雨どいなど細部の塗装に使われています。

ウレタン塗料の硬化について

硬化剤を使用する2液型のウレタン塗料が多く、硬化剤を混ぜると化学反応によって硬化し始め三次元網目構造を作り、細密な塗膜を形成する特徴があります。

このため、硬化剤の量よって塗膜の性能が変わります。塗膜の性能を向上させるためには、硬化剤の量を増やし網目構造の密度を高めます。

作業効率に優れ、狭い範囲の補修で使う速乾ウレタンの主剤と硬化剤の比率は10:1となっています。

ウレタン塗料のメリットについて

ウレタン塗料で塗装した外壁などは、光沢があり艶やかに仕上がるメリットがあり高級感が漂います。

ウレタン塗料は、柔軟で取り扱いやすい塗料としても知られ作業性が高いです。

建物の外壁によっては、塗装された塗料の塗膜はヒビが発生しやすい場合がありますが、ウレタン塗料は塗装して硬化した後も柔軟な塗膜を形成しますので、ヒビ割れしにくいメリットがあります。

加えて、耐薬品性にも優れており、工場など汚染されやすい条件下に建てられた建物に適した塗料です。
ウレタン塗料は塗装する部位や用途に合わせて、色々な塗料を選べる種類豊富な塗料です。

例えば、水性の他、弱溶剤、強溶剤、遮熱塗料など非常に多くの種類があります。
さらに、ウレタン塗料は硬化剤を変更するだけで色々な機能を備えることができるメリットもあります。

低汚染効果がある塗膜にする場合は低汚染性の硬化剤、弾性塗料にする場合は弾性系の硬化剤を配合します。

ウレタン塗料は1液型に比べ2液型のほうが高性能なので、塗装部位や用途に合わせ使います。ウレタン塗料は塗装面を樹脂によって覆ってしまいます。

そのため、傷に対して強く塗装面が侵されにくい傾向にあるので、次に行う塗装の補修の時にも手間が少なく楽です。

ウレタン塗料の値段は、一般に売られているシリコン塗料の値段より少し安いメリットがあり、ウレタン塗料の単価が2,000~3,000円程度なの対して、シリコン塗料は2,500~3,500円程度となっています。

単価では500円程度ですが、塗装する面積が広い場合は大きな価格差が発生します。

ウレタン塗料のデメリットについて

塗料の平均的な耐用年数が10年程度といわれているのに対して、ウレタン塗料は6~8年程度の耐用年数なので短い平均耐用年数がデメリットです。

強い毒性があるイソシアネートがウレタン塗料に含まれるため、現代の塗料には適していないといわれています。
紫外線に弱いイソシアネートは、日光を浴びると変色して黄ばむ特徴があります。

ただ、最近、ポリオール樹脂を使うことで黄変しないウレタン塗料も登場しています。

光沢保持率で考えると、ウレタン塗料はシリコン塗料の80%しかなく、ウレタン塗料は光沢が減少する速度が早いデメリットがあります。

2液型のウレタン塗料は硬化剤を使いますが、正確に撹拌を行わないと硬化不良を引き起こす場合があります。

硬化剤の量は、多くても少なくても固まりにくい性質がありますので、見極め方が難しい面もあります。

空気中の水分と反応し機能するイソシアネートが硬化剤の中に含有しますので、古くなった硬化剤を使用すると不具合が発生する可能性があります。
また、使いかけのウレタン塗料が入った容器をしっかり密封して保管しないと、変質してしまうことがあるので注意が必要です、

軒天や破風の他、淀、雨樋、雨戸といったいわゆる付帯部分に使われることが多いのがウレタン塗料です。

塗装工事の費用を抑えようと、このような付帯部分にウレタン塗料を使う場合があります。

ただ、壁にシリコン塗料を使うと、耐久性で劣るウレタン塗料を塗装した付帯部分が先に劣化してしまうデメリットがあるので、付帯部分は壁と同じシリコン塗料を使うことが望ましいです。

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