コラム

 公開日: 2016-09-17 

平屋をおしゃれに住みこなすポイント紹介

平屋をおしゃれに住みこなすポイントに「土間」や「吹き抜け」、そして、「屋根裏」があります。それぞれのメリットを見てみましょう。

土間の活用

家の中で、土足のまま歩くように作られた場所を「土間」と言います。こういった空間は、古い民家などにいまも残っています。

そうした家では、玄関を入ると作業場として使える土間があり、居間にあがるところに大きな石(くつぬぎ石)が置かれ、そこから家族の居住スペースに上がるようになっています。
一般的に、土間の仕上げには、三和土(漆喰を塗り固めた床)、コンクリートやタイルなどが用いられています。

平屋に「土間」を設けておくと、たとえば、自転車やバイクなどもそのまま家の中に持ち込めますし、家庭菜園やガーデニングなど、家の外で作業をした後、そのまま入って作業着やガーデニングの道具などを置いておくことができます。

また、玄関と居住スペースの間にある「土間」にテーブルと椅子を備え、インナーテラスのような場所として、ご近所さんたちとちょっとした歓談の場として利用することもできます。

靴を脱いであがる居室などとは別の住空間として、「土間」にはさまざまな楽しみ方があります。

冬、「土間」に薪ストーブを据え、その温かさを感じながらペットや家族、親しい人と気兼ねない歓談を楽しむのも「土間」が持つ魅力と言えるでしょう。

あるいは、キッチンのそばに「土間」を設けるのもいいでしょう。勝手口を入ると「土間」があり、一段上がってキッチンがあるという間取りです。こうしておくと、たとえば、週末に買い溜めした食料品をキッチンに運ぶのが楽になります。勝手口から土間へ、土間からキッチンへスムーズに水平移動ができますし、キッチンへ運ばなくてもいい物は「土間」を仮置き場として使うこともできます。

また「土間」は多少汚れてもいい場所ですから、家の中から出る分別ごみの仮置き場としても使うこともできます。

吹き抜けが生む開放感

天井を高くとれる平屋のメリットを活かし、家の中に1カ所、上方向に広がる空間「吹き抜け」を設けると住まい全体に開放感が出ます。

一般的に「吹き抜け」は、1階から2階、3階と複数の階にまたがって床のない空間をさします。そのため、平屋の「吹き抜け」は、厳密には「吹き抜け」とは言えないという見方もありますが、生活空間がすべて1階にある平屋の中に1カ所、上方へのびる空間があることは、大きなアクセントを生むと言えるでしょう。

明かりとりの窓を設け、開放感と共に日差しを取り入れる機能をあわせ持たせるのもいいですし、おしゃれなペンダントライト(吊り照明)を備えるのも素敵です。

「吹き抜け」に、天井が斜めになっている「勾配天井」を採用するアイデアも魅力的です。勾配天井は、水平天井よりも空間に変化を持たすことができます。

また、吹き抜けなどの空間に「梁」をそのまま見せる内装も考えられます。家の構造部材である梁があらわになり、重厚感が生まれるほか、木のぬくもりも感じることができます。

吹き抜けは、平屋の住まいの中に高さをもたらしてくれるので、きっと特別な空間になるかと思います。

ただ、注意いただきたいのは「吹き抜け」は、そこに設置した照明、あるいは、窓を取り付けた際の窓の掃除が大変という面もあることです。気密性、断熱性についてもしっかり考えておきたいところです。とくに冬の寒さ対策は設計段階で考えておく必要があります。空間の広さを求めるということは、こうした点への配慮も必要になってくるのです。

屋根裏の活かし方

平屋の住まいに魅力を加えるものとして「屋根裏」があります。
「ロフト」と言った方がわかりやすいかもしれませんが、この「屋根裏」はさまざまな面で平屋の住まいに暮しやすさをもたらします。

まず浮かぶのは、遊び心といった点でしょうか。とくにお子さんは「屋根裏」という空間に大人には描けないたくさんのイメージをお持ちになるようです。お子さんにとって、屋根裏は家の中にある「秘密基地」「自分たちだけの隠れ場所」といった特別な空間になるようです。

「屋根裏」に入って、大人には感じることのできない楽しさを創造しながら、たとえば、本を読んでいるお子さん、画用紙にクレパスを走らせているお子さん。そんな姿が見られるのも「屋根裏」の大きな効用です。

ただ「屋根裏」を寝場所や長時間過ごす場所として考える場合は、「断熱」、とくに夏の暑さへの対策が必要になります。

その一方、この「屋根裏」は機能面でも大きな働きを持っています。一つは、やはり「収納」ということです。収納スペースに不足があると「家の中が何か落ち着かない」「なんだかすっきりしない」という感覚が生じます。そして、こうした感覚は、実は大きなストレスの要因となるのです。
「ここは物を収納する場所」というスペースを広く確保しておくと、「収納」に関するストレスを大幅に軽減することができます。平屋の家の間取りをお考えになる際は、こうした点からも「屋根裏」の活用をお考えになってみてはいかがでしょうか。

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