コラム

 公開日: 2016-09-21 

平屋には耐震に強いというメリットも

平屋のメリットの一つに「耐震性」があります。しかし、家の基礎部分や構造設計がしっかりされているかなど注意したい箇所もあります。

地震に強い家とは?

最初に2階建ての家について考えてみましょう。
木造の2階建ての家と鉄筋コンクリートの2階建ての家、どちらが耐震性に優れているでしょう? 

おそらく多くの方が鉄筋コンクリートの2階建てを選ぶのではないでしょうか。木にくらべ鉄やコンクリートは「固く強い」というお考えからだとおもいます。

もちろん、その考えは合理的ですし、ある面では正しいと言えそうです。しかし、そこに強い地盤の上に建っているか、家の基礎部分がしっかり作られているか、などの条件を加えたらどうでしょう?

弱い地盤、弱い基礎の上に建った家が、いくら鉄やコンクリートという強い素材で建てられていても、それだけで耐震性に優れているとは言えなくなります。
素材の強さだけでは、どちらが強いということを決めることはできないのです。

地震に強い家にするためには、上からかかる重さ、横方向からかかる力に対して強い構造にすることが重要です。

上からの重さを支えるのは「柱」です。横方向からかかる力、その代表的なものが地震時の横揺れですが、横からの力に備えるのは「壁(耐力壁)」です。

ですから、まず地震に耐えられる十分な「壁」の量が必要になります。

しかし、量的には問題がなくとも、配置バランスが悪ければ問題が生じます。事実、壁の量をきちんと満たしていたにも関わらず、壁の配置バランスに問題があったために家が倒壊したという事例は少なくないのです。

つまり、地震に強い家は、家の素材や壁の量という問題だけではなく、「家の構造」にあるのです。
固い地盤の上に、しっかりとした基礎を作り、その上に建った家、しかも、壁の量・バランスとも適切に配置された構造の家が「地震に強い家」と言うことができます。

ちなみに、壁を上手に配置していなければ鉄筋でも弱くなりますし、木造でもきちんと筋交い(すじかい)や壁が入っていれば、地震に強い家になります。

平屋の耐震性

平屋と2階建てをくらべてみましょう。
一般に、平屋は耐震性に優れているとされています。平屋には上層階がないわけですから、地震時に上層階の重みが加わることがありません。

その分、倒壊の危険を回避できるというわけです。平屋の住まいが支えるのは屋根の重さだけです。ちなみに上からの力に平屋が地震に強いとされる理由の一つです。

また、地震に対して強い家は、建物の形状がシンプルな「長方形」に近い形の家とされています。
床面積が同じ二つの家があるとしましょう。一つはサイコロを横に並べてたような平屋、もう一つはサイコロを縦に並べたような2階建ての家です。
サイコロを横に並べたような平屋は、地震に強いとされる「長方形」になりますね。これもまた平屋が地震に強いとされる理由の一つです。

もちろん、最初に述べたように、地震に対する家の強さは、素材だけで判断することはできず、その構造が重要です。

同様に、「長方形」に近い形の平屋は2階建てより地震に強いとは一概には言えません。2階建ての住まいであっても、「地震に強い家」であるためのポイントをおさえていれば、耐震性を備えた家になります。

ただ、平屋は2階建てにくらべ、いまご紹介した二つのメリットを持っていることは事実です。こうした平屋が持つメリットと、地震に強い家にするための構造をしっかり備えること、この2点をあわせて考える必要があるのです。

構造設計と施工技術

私ども森大建地産はこれまでさまざまな住まいを建ててきました。そして、常に「丈夫で長持ちする家」「生涯安心して暮らせる家」を考えてきました。
もちろん、この二つは「地震に強い家」ということを含んでいます。そうでなければ「丈夫で長持ち」「安心して暮らせる家」とは言えません。

平屋で、しかも、地震に強いメリットを活かした家を作りたい、そのために構造設計が必要になる例をお話ししましょう。

たとえば、リビングの窓を広くとりたい、というご要望があったとします。明るく、解放感に満ちたリビングをお望みです。

私どもは、そのご要望をかなえるよう努めますが、そこには窓を広くとった分、壁の量が少なくなり、耐震性をどう確保するかという問題が生じます。そこをどう解決するか。綿密な構造設計が必要になるのです。

そして、実際の施工技術も大切です。家は地盤の強弱、土地の形状など一軒ごとに違った条件のもとに建てられます。綿密な構造設計はもちろん重要ですが、その上でものをいうのが現場の技術力です。

私どもには自社専属の大工・職人集団がおり、携わった仕事を自らの手で最後まで受け持つことを大切にしています。個々の能力の高さ、チームワーク、いずれも私どもの誇りとするところです。
地震に強い平屋の住まいをお考えであれば、ぜひ私どもにご相談下さい。

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