コラム

 公開日: 2017-05-18 

農地転用の基礎3(三重県)

今回は農地と農地でない土地の区別について書きます。
 農地法2条に定義が書いてあり「農地とは耕作の目的に供される土地である」とあります。読んで字のごとく農産物を作るために耕作している土地ということになります。また、農地法上は農地に該当するか否かはその土地の現況で判断をし、土地登記簿の地目によって判断してはならないことになっています。(このことを現況主義といいます)さらに休耕地や耕作放棄地も耕作をしようと思えば耕作できる土地になりますので農地という扱いになります。
 では、実際に転用をする場合例えば前回書いた農地に太陽光パネルを設置する場合(農地法4条申請 前回参照)にどうやって農地と判断したらいいのか?と言いますと土地登記事項証明書の表題部に地目が書いてあり地目が田か畑になっていれば農地と判断します。農業委員会のほうも実際に転用の相談に行くとまず農家台帳で確認をして農業委員会に備え付けの地図で確認をしたり航空写真で確認をしますが現地確認まではしていないことが多いようです。申請の時に土地登記事項証明書を添付もしますので転用を考えるのであれば事前に取得しておいたほうがいいです。農家台帳に記載されていない土地が登記上は農地とされていることもあります。この場合は農業委員会は把握していないので農転許可を取らなくてもバレませんが法律上は許可が必要です。実際に許可を取る人は少ないとは思いますが・・・。

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