コラム

 公開日: 2018-06-25 

新築子供部屋を暗い環境にしたくない!明るくする工夫

明るい陽射しは健康で快適な暮らしには大切です。リビング、水廻り、子ども部屋、寝室・・・何をする部屋かによって、ふさわしい雰囲気や明るさがありますが、子ども部屋は自然光が入る明るい部屋にしたいものですね。

東西南北どの面にどの部屋を配置するのか、窓のプランはどうするのか、壁の色は何色がいいのか?今回は子共部屋を明るくする工夫についてお伝えいたします。

敷地の条件を把握することからはじめましょう

光をどうやって室内に取り入れるかは家づくりにおいて大切なポイントです。
明るい部屋の基本は南側にあることです。さらに南側に建物がなく視界が開けているのが理想ですが、現実には近隣の建物の影響を受けない敷地は、都市部などでは難しいと言えるでしょう。

まずは現場に足を運び、敷地に落ちる影の状況を調べましょう。
季節によって太陽光の角度は違います。住まいの配置や形、間取りなどは、冬の日当たりを基準に考えるのが一般的です。

朝日が当たるのはどこか、西日が当たるのはどこかなどを把握することが、家づくりの手がかりとなります。可能であれば冬至のころの影を観察してみると良いと思います。南側の多くが影になるようであれば、何らかの対策が必要となります。

建ててからリフォームするケースもありますが、窓を大きくしたり、新たに設置したりするとなると、耐震性能にも影響する場合がありますので、新築の際にしっかりとプランニングを行っておきましょう。

部屋が暗くなる理由は?

部屋が暗くなる原因としては次のようなことが挙げられます。

〇北側の部屋
〇日の当たる側に開口部(窓)がない
〇隣の建物に日光を遮られている
〇軒や庇が長すぎる
〇上階のベランダが光を遮っている
〇家具などが日照を遮っている

窓のプランを工夫する

明るい部屋にするための、基本的な対処法は窓のプランと間取りです。

窓は取り付ける位置や大きさ、横長か縦長かによっても、部屋の明るさに差がでます。
窓が上にあるほど採光量は多くなり、横長よりも縦長の窓が、部屋の奥まで光が届きます。
一般的には窓の種類は次のようなものがあります。

■トップライト
天井に付ける窓で天窓とも言います。季節に関係なく、一般の窓の3倍の明るさが得られるといわれ、もっとも効率のよい採光方法ですが、まぶしさと暑さへの対策も必要です。引込み戸をつけたり、開閉式にしたり、などの工夫が必要です。

■ハイサイドライト
天井近くに設ける窓で、壁や天井に光を反射させるため、やわらかな光が取り込めます。外からの視線が入りにくいのもメリット。

■ローサイドライト
地窓ともいい、床面近くにある窓。熱をさえぎりつつ、ソフトな光を取り込めます。

■掃出し戸
外部に出入りできる大型の窓。天井近くまでの高さにすると、広がりが生まれ、部屋の奥まで光を取り込むことができます。

■腰窓
腰の位置からはじまる低い位置の窓です。

これらの窓を上手に取り入れて明るい環境を実現させましょう。

子供部屋の間取りはどうするか

こども部屋の位置は北か南かでいえば南、東か西かでいえば東、これを基本に配置するのが望ましいです。
北西に子供部屋を配置するのは避けたほうがいいと言えます。

南側の部屋は南に大きな窓を取り付けると太陽の恩恵をたっぷり受けることができます。長時間明るくするためには、複数面に窓を設けると良いでしょう。
特に北側に子供部屋を配置するなら、2面に窓を設けて明るさを確保することをおすすめします。

南と東に窓があれば、朝日で目覚め、一日中日当たりがよく、西日の暑さは影響しない環境が実現します。
南西の部屋は、西日の影響を受けないよう、窓の位置を工夫するか、厚手のカーテンを用意すると良いでしょう。

北側にある場合や、日照条件の悪い敷地にある場合は、部屋が暗くなりがちです。しかし、直射日光が当たらない部屋でも、太陽が出ている間は電気をつけなくても暮らせる環境にしたいもの。そのためには、窓を大きくしたり、太陽の光を間接的に取り入れたりする工夫が必要です。

掃出し窓なら天井まで広げることで、見違えるほど明るくなります。またハイサイドライトやトップライトを設けて、効率的な採光を実現したいものです。

内装・インテリアを工夫する

このほか光の反射を利用する方法もあります。明るさに影響するのは窓ばかりでありません。住まいの中でもっとも大きな面積を占めるのは壁です。

そして壁の色は部屋の明るさを左右する要素です。子ども部屋の壁は、汚れが目立たないようにと暗い色を選びがちですが、天井や壁に白っぽい色を選ぶと窓からの光が反射して部屋の奥まで進みます。

また、子ども部屋には机、タンス、本棚、ベッドなどさまざまな家具を置くことになります。家具なども黒っぽいものよりも白系を選ぶと部屋が明るくなります。家具が日照を遮ることがないように、背の高い家具は窓の反対側の壁に設置するなどの配慮も必要です。

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