コラム

 公開日: 2016-10-28 

定期借地権の動向

副理事長  
 池田太一(株式会社 財団評価研究所 会長 不動産鑑定士)

1992年に制定されました定期借地権制度も約25年を経過し
多数の定期借地権の適用事例が全国に展開されています。
ただ事例の内容は地方都市のコンビニ用地等の賃貸に代表される事業用定借が多く、大都市圏以外の地方都市の住宅地域への適用事例は少数にとどまっています。

少子高齢化、人口減少の影響に伴い相続問題が多く発生し、地方の地価下落は長期に渡り、適正な管理がされていない空き地、空き家問題が生じています。

先の国土審議会の提言では、土地不動産の活用と管理の再構築を目指し「スットック効果の最大化」の方針が出されました。
方向性として経済成長のための土地利用、国民生活の質的向上、個々の土地の最適活用管理の実現です。
言うなれば
①市街地で利用度の高く、インフラ整備の需要度の高い不動産の適切な調整による最適活用
②増加する空き地、空き家、低未利用地等の不動産スットックの創造的活用
③相続問題とも関連して、所在不明な地主の活用困難な土地を管理する放棄宅地化の抑制

現状では地方自治体、NPO等により福岡、埼玉、三重、和歌山等において、空き家の活用調査及び空き家バンクの整備に踏み出しております。
また倒壊の可能性、建物の管理状況を把握のうえで再活用の可能性調査に着手しています。
過疎化に悩む地方都市においては人口増加、定住促進を目指しおり、都市から地方への人口流入を図り、地域経済の活性化と格差縮小を目指しています。

いずれにせよ今後生じうる不動産スットックの活用、相続に関連する不動産、農地問題に関連して、定期借地・借家制度の活用が期待されるところです。

この記事を書いたプロ

株式会社 財団評価研究所 [ホームページ]

不動産鑑定士 池田太一

三重県松阪市末広町1-278-6 [地図]
TEL:0598-52-2171

  • 問い合わせ
  • 資料請求

このコラムを読んでよかったと思ったら、クリックしてください。

「よかった」ボタンをクリックして、あなたがいいと思ったコラムを評価しましょう。

0
次のコラム >>
最近投稿されたコラムを読む
 
このプロの紹介記事
・池田太一さん近影

都市開発から個人の資産問題まで頼りになる不動産鑑定士(1/3)

 普段の暮らしのシーンでは、なかなか接する機会のない「不動産鑑定士」。この国家資格を取得し約35年になる不動産鑑定のプロ・池田太一さんも「私達の職種を一生知らないままの人も、きっと多いのではないでしょうか」と朗らかに笑い飛ばします。けれど実...

池田太一プロに相談してみよう!

三重テレビ放送 マイベストプロ

三重県地価公示の前代表幹事。35年に渡るキャリア。

会社名 : 株式会社 財団評価研究所
住所 : 三重県松阪市末広町1-278-6 [地図]
TEL : 0598-52-2171

プロへのお問い合わせ

マイベストプロを見たと言うとスムーズです

0598-52-2171

勧誘を目的とした営業行為の上記電話番号によるお問合せはお断りしております。

池田太一(いけだたいち)

株式会社 財団評価研究所

アクセスマップ

このプロにメールで問い合わせる このプロに資料を請求する
プロのおすすめコラム
なんでも相談会

平成28年10月1日午後1時から4時まで松阪商工会議所大ホール・松阪市若葉町161-2にて「無料なんでも相...

地価動向と東アジアの不動産市場

http://marketing.mbp-japan.com/dc_tkmr/pro/market.pdf東アジアの不動産市場に関する資料です。ご興味ある方...

[ 不動産投資 ]

相続対策と行政書士

http://marketing.mbp-japan.com/dc_tkmr/pro/inheritance.pdf平成27年2月10行政書士松阪支部研修会資料です...

CRE
イメージ

CRE資産の有効活用で都内の居住不動産です。

[ 資産の有効活用 ]

バリューアップ
イメージ

3Dキャドでデザインしています。空室のバリュウアップに最適です。資料提供メリーポピンズ

[ 資産の有効活用 ]

コラム一覧を見る

人気のコラムTOP5
スマホで見る

モバイルQRコード このプロの紹介ページはスマートフォンでもご覧いただけます。 バーコード読み取り機能で、左の二次元バーコードを読み取ってください。

ページの先頭へ